筑波山を望む本格派コース「出島ゴルフクラブ」で過ごす、静かで贅沢な1日

茨城県かすみがうら市にある「出島ゴルフクラブ」。首都圏からアクセスしやすい立地ながら、喧騒とは無縁の自然豊かな環境が広がり、ゴルフ好きなら一度は訪れてほしい名コースです。私自身、週末のリフレッシュを兼ねてこのコースに足を運びましたが、到着からプレー終了後まで、思いがけない発見と心地よさに包まれた一日となりました。今回はその体験をもとに、出島ゴルフクラブの魅力をお伝えします。

茨城らしい広々とした自然と、手入れの行き届いたクラブハウス

都心から車でおよそ90分。高速道路を降りて田園風景の中を進んでいくと、やがて見えてくるのが出島ゴルフクラブです。クラブハウスに到着すると、まず目に入るのが、堂々とした佇まいと清潔感のあるロビー。スタッフの方々の対応も丁寧で、気持ちよく一日のスタートが切れました。

ロッカールームや浴場も広々としていて、特に浴室から望む中庭の景色が印象的。まだプレーもしていないのに、早くも「また来たい」と思えるような好印象でした。

ゴルフ好きの心をくすぐるショップも充実

出島ゴルフクラブのクラブハウス内には、こぢんまりとしながらも品揃えのセンスが光るゴルフショップが併設されています。

私自身、急きょグローブを買い替える必要があり、スタッフの方に相談したところ、丁寧にサイズ感や素材の違いを教えてくれました。大手量販店とは違って、現場を知る方ならではのアドバイスが聞けるのも、こういったショップならではの魅力だと思います。

また、ゴルフボールやティーなどの消耗品も一通り揃っており、手ぶらで来ても安心。プレーの合間や帰り際にふらっと立ち寄って、気になるアイテムをチェックするのがちょっとした楽しみにもなりました。ショップの規模としては大きくはありませんが、「必要なものが揃っていて、ちょっと欲しくなるものもある」絶妙なラインナップが印象的です。

スコアよりも風景に見とれてしまう、戦略的で美しいコース

出島ゴルフクラブの魅力は、何といってもそのコース設計です。全18ホール、パー72の丘陵コースで、各ホールが巧みに自然と調和しており、ただ広いだけでなく頭を使う構成になっています。

特に印象に残っているのは、筑波山を背景にティーショットを放つ6番ホール。やや打ち下ろしのロングホールですが、左右に広がる林と遠くの山並みが見事に調和していて、思わず景色に見とれてしまいそうでした。

フェアウェイは比較的広めで初心者にもやさしいのですが、バンカーや池の配置が絶妙で、安易な攻め方では簡単にスコアを落とします。グリーンも読み応えがあり、微妙なアンジュレーションに翻弄される場面が何度かありました。

季節ごとの美しさと、飽きのこないコース設計

出島ゴルフクラブは季節によって表情を変えるのも魅力のひとつです。私が訪れたのは夏でしたが、緑がまぶしく、どのホールも自然の中を歩いているような感覚に包まれました。

スタッフの方の話では、秋の紅葉も素晴らしく、カエデやケヤキがコースを鮮やかに彩るそうです。また、雪の心配が少ない地域なので、冬場でもクローズになることはほとんどなく、年間を通して安定したプレーが可能です。

お得なポイント制度とキャンペーンでさらに満足度アップ

出島ゴルフクラブでは、公式サイトからの予約や提携予約サイトを通じて、プレーごとにポイントが貯まるサービスも用意されています。特に会員向けには限定プランやバースデー特典などもあり、頻繁に通いたい方には嬉しいポイントです。

また、時期によっては「昼食付き平日割引プラン」や「2サム保証プラン」などのキャンペーンも展開されており、コストパフォーマンスにも優れています。私が訪れた時もちょうどキャンペーン期間中で、プレー費に加え、ランチやドリンクがサービスされるという至れり尽くせりの内容でした。

まとめ:出島ゴルフクラブは“地味にすごい”を実感できる場所

豪華なリゾート型ゴルフ場ではありませんが、出島ゴルフクラブには、プレーヤーにとって大切な“実質的な満足感”が詰まっています。コース設計、施設の充実、スタッフの心遣い、そして何よりもプレーの楽しさ。それらをバランスよく兼ね備えているからこそ、リピーターが多いのも納得です。

茨城県内、あるいは関東近郊で新たなゴルフコースを探している方は、ぜひ一度出島ゴルフクラブを訪れてみてください。静かで上質な時間が、きっとあなたを待っています。